たっくん

どもっ!!e☆イヤホン アンバサダーのたっくんです!

 

今年もやってきました!ベルリン! 

ドイツ ベルリン

カイザーヴェルヘルム教会

時差ボケでムダに早く起きてしまったので、ホテル周辺を散歩しました。 

ベルリンは3回目ですが、良い被写体がたくさんあるので飽きないですね!

 

ということで、はるばるドイツにやってきた目的は…

これだっ!!

IFA2015

IFA2015

ヨーロッパ最大の家電見本市IFAを今年も視察します!

新製品が多く登場するとの事前情報があったので、1日目は注目の新製品に的を絞ってご紹介したいと思います。

 

まずご紹介するのは…『Pioneer』

IFA2015 Pioneer

Pioneerは毎年大きなブースを出展しています。

ブースは大勢の来場者で賑わっていました。

 

今年のPioneerはとんでもない新製品を用意していました!

XDP-100R

XDP-100R

 

Pioneer初のハイレゾ対応のポータブルDAPです!

デザインはXPA-700に似ていて、同じように取り外しバンパーも採用されています。

サイズはDAPの中では大型で、W75.9×D145.9×H13.0mm(バンパー無し)W75.9×D145.9×H13.9mm(バンパー有り)となっており、XPA-700のサイズとほぼ同じです。

 

XDP-100R XDP-100R

今回の展示ではPioneerのヘッドホンSE-MX9と合わせたカラー3色が用意されていました。

まだ正式なカラーは決定していないとのことです。

 

大きなボディには4.7インチ/解像度1280×720のディスプレイを搭載しています。

XDP-100R

ボリューム

 

Astell&KernのDAPと同じようなボリュームノブが採用されていました。

ボリュームの目盛りはかなり細かく調整が可能です。

 

XDP-100R

ONKYO製スピーカー搭載!

 

これまでのハイレゾ対応DAPにはあまりみられなかったスピーカーも本体下部に搭載されています。

このスピーカーはONKYO製とのことです。

 

XDP-100R

本体側面にボタン。

 

電源、再生/停止、曲送り、曲戻しがボタン操作で行えます。

micro SDのスロットは2つありました。

本体容量は32GBで、MicroSDは128GBGBに対応しており最大で288GBまで拡張可能です。

 

XDP-100R

3.5mmのステレオミニ出力。

インピーダンスは16~300Ωで、Lineoutも可能とのことです。

 

XDP-100R

まだ試作段階で、使用できないものが多かったですがとても多機能です。

 

メリディアンのロスレスフォーマット「MQA」再生に対応します。

e-onkyoからの直接ダウンロードを始め、ほかにもGoogla Play、TIDALやSpotify、DEEZERといった音楽配信サービスも使用可能です。

 

XDP-100R

D/AコンバーターにはESSのES9018K2Mが採用されています。

 

XDP-100Rは24bit/384kHz PCM(WAV/FLAC/ALAC/AIFF)、DSD11.2MHz 再生に対応しています。 

 

XDP-100R

ヘッドホンアンプにはSABRE「9601K」を搭載しています。

Pioneerのアンプでよく使用されるAMPとのことです。

 

DACやアンプとCPUをセパレートして配置し、電源とオーディオ回路は離して配置しノイズ対策を施しているとのこと。

 

XDP-100R

CPUはクアッドコアのものを使用しており、スムーズな処理を行えるようになっています。

 

DACやアンプとCPUをセパレートして配置し、さらに電源とオーディオ回路は離して配置しノイズ対策を施しているとのこと。

 

XDP-100R

聴いてみた。

 

まだ試作段階で使用できない機能も多く、今後音が変わる可能性はかなり大きいですが、サンプルを試聴したのでレビューします。

 

XDP-100RはPioneer製品らしくとてもはっきりとした音が鳴ります。全域にわたってタイトな音で、ボワついた印象は全くありませんでした。

XPA-700とも音の方向性がかなり似ていますが、XDP-100Rの方が低域が抑えて作られている印象でした。

Androidを使用したUIは、レイテンシーもなくスムーズに操作ができました。直感的に操作ができたのも高印象です。

解像度はAK380と比較すると一段落ちますが、現存のハイレゾ対応DAPの中ではかなり高い方です。Pioneerヘッドホンでの試聴でしたが、駆動力も高く、密閉型のヘッドホンでしたが、ドライバーがしっかりとなっている印象で、音の広がりもしっかりと感じました。

 発表となったSONYのNW-ZX100と比較すると、刺さる程の高域や厚めの低域で刺激的なサウンドを鳴らすNW-ZX100よりも、XPA-100Rの方がバランスのとれたまとまりのある音に感じました。

価格などは未定とのことですが、10万円を切って5〜7万くらいの価格になれば買いだと思いました。まだまだ開発中とのことですが、発売がとても楽しみですね。

 

続いてご紹介するのは…

RHA

MA750を始め日本でも高い人気を誇るオーディオブランド『RHA』

 

RHA

おなじみのブースデザインですが、今回も新製品を用意していました!

これだっ!!

RHA ドイツ-1-32

S500i

ステンレス筐体のイヤホンで、ダイナミックドライバーが1基搭載されています。

RHAの中でもエントリークラスのイヤホンに当たるそうで、50ユーロくらいのプライスを想定しているとのことでした。

リモコンの有無でS500とS500iの二つのラインナップで展開されるそうです。

 

価格を考えるととても素晴らしい音質です。

少し低域側が目立つ印象ですが、日本で人気のあるMA750のようなクリアさと音の厚みを両立したようなサウンドです。

RHAの方も日本市場でのブランディングがとても重要だと考えているそうで、日本人の好みに合う音を目指して開発を行っているとのことでした。

 

さらに…

RHA

RHA DACAMP M1

 

RHA初のポタアンもお披露目となりました!

中央の3つのダイヤルでBASS、TREBLE、GAINの調整が可能です。

さらにiOS、Android、PC、Opticalの入力に対応しています。

RHA

電源はセンターのつまみで入れます。

出力は3.5mmのステレオミニと、iBassoなどで用いられていたバランスでの出力を兼ね備えています。

 

ES9018K2Mを採用し、PCM 24bit/192kHzに対応、DSDは5.6MHzに対応しています。

RHA

実は日本にRHAのスタッフの方が来られた際に、このアンプについてコンフィデンシャルでミーティングを行いました。

 その頃はバランスやOpticalの入力はありませんでしたが、日本のユーザーの方たちが求める仕様にしてほしいという要望を出したところ、IFAでは発表されたRHA DACAMP M1に機能を追加してくれていました。

 

ということで、IFAレポートPioneerブース、RHAブースをお届けしました!

まだまだ回れてないブースがたくさんあるので、今日も視察してきます!

 

以上、たっくんでした!